▦ 崩壊概論｜E・M・シオラン PRÉCIS DE DÉCOMPOSITION par E.M.Ciora✐E・M・シオラン選集 1 ✐有田忠郎＝訳✐国文社 ✐1984年11月20日 初版第2刷✴Outlieシオランはやがて母国を去り、パリに移り住むが、本書はまだバルカンの地にありながらフランス語によって著した最初の作品となる。フランス語はシオランの言葉を借りるなら「完全なまでに非人間性に富んでいる」――そんな言語によって綴ったのだ。しかし自身のことを「反哲学者」というくらいだから、愛憎入り混じる母国語より、アフォリズムや警句に託した独白に近い彼の思想は、非人間的な言語(＝フランス語)のほうが吐き出しやすかったのかもしれない。――「存在が精神によって蝕まれつくされたあとの空虚、そこを占めるのが意識である」。――「かくて独創性とは、ようするに形容詞の酷使と暗喩の無理な喚起的用法に帰するわけである」。――「真の知とは、結局、夜の暗黒の中で目覚めているということに尽きている」。➣Coditioカバー微スレ。三方微ヤケ、部分的に薄シミ。本紙折れあとあるページ若干。上記以外に書き込み、ヨゴレ等はなく、状態概ね良(本文ほぼヤケありません)。#本 #シオラン #崩壊概論 #深淵の鍵 #苦渋の三段論法 #E・M・シオラン #シオラン選集 #アフォリズム集 #哲学 #現代思想 #思想 #フランス文学 #フランス哲学 #文学 #散文 #箴言集 #アフォリズム #警句集 #希少 #希少本 #レア #レア本 #ヴィンテージ #ヴィンテージ本 #美品 #初版 #海外文学 #文芸 #ルーマニア #貴重本 #初版本 #国文社 #生誕の災厄 #告白と呪詛 #macky_bookspd101-17